3 学校行事
2019年10月02日(水)
情報ビジネス科 おもてなし活動
10月2日,午後の5限目・6限目の時間を使って,情報ビジネス科3年が新港で,「おもてなし活動」を行ないました。
屋久島町まちづくり観光課と協働して,屋久島に来島されたクルーズ船の乗客の方々に屋久島産のお茶などをお渡しして「おもてなしする」活動です。同時に,屋久島の特産品も販売しています。
生徒が仕入れた商品を,生徒が在庫管理し,出納し,実際に販売も行うという実践的な授業です。
台風の影響で天候が心配されましたが,活動する時間帯には晴れ間も見え,好天の中で活動することができました。
写真のとおり,多くの観光客の皆様方に喜んでいただけました。
今回で3年生のみで行なうおもてなし活動は終了です。
次回は2年生・3年生の合同で行ない,2年生へと引き継ぎます。
これからも沢山の方々に「また屋久島に来たい」と思って頂けるようなおもてなしを行ないたいと思います。
2019年10月01日(火)
職業理解ガイダンス 実施
10月に入り,今年度も後半が始まっています。
本日,10月1日,1・2年生は5限目と6限目にライセンスアカデミーの協力により,職業理解ガイダンスを受講しました。
・希望進路別に説明を受け,理解を深めることで進路意識の高揚を図る
・職業体験を通して,進路実現のための具体的な方向性を考えさせる
ことを目的として実施されました。
5限目,1年生は体育館でパズルワークを行ないました。
初めて聞くような仕事の名前と内容に悪戦苦闘。
グループ内で協力しながら,周りの先生たちのアドバイスを受けながら何とか形にしていきます。
答えと一致しないグループもあったようですが,みんな楽しそうにパズルワークをしていました。
6限目は生徒が選択した受講講座ごとに分かれて,専門学校や職業について学びました。
講座はなんと16講座ありました。生徒たちは生き生きした表情でそれぞれの講座を受講していました。
実技を行なった講座もありました。
今回のガイダンスを受けて,今後の進路に生かしてほしいです。
台風が心配されましたが,大きな影響は無く無事実施できました。講師の先生方,ありがとうございました。
2019年10月01日(火)
センター試験出願
10月1日(火)大安の日に,センター試験出願をしました。
毎年この時期にセンター試験の出願受付であるわけですが,屋久島高校では今年度の受験希望者の願書を取りまとめて,三社参りをしたのち発送しています。
楠川天満宮,屋久島大社,益救神社にお参りした三学年主任,進路主任,担任は,最後に上屋久郵便局で出願をしました。
生徒らの後半戦の踏ん張りを応援したいと思います。頑張れ受験生!
2019年09月27日(金)
献血実施
9月27日(金)、本校にて献血が行われました。
今回は事前に希望してくれた生徒と本校職員,保護者の皆様も数名来校いただき,全部で24人が献血を行いました。
問診等のあと献血車に乗り、車内で200mLまたは400mLの採血が行われました。
日本赤十字社のホームページによると、日本国内では、1日あたり約3,000人の患者さんが輸血を受けていると言われているそうです。また、輸血に必要な血液を確保するためには、1日あたり約13,000人の方に献血にご協力いただく必要があるそうですが、10~30代の献血協力者数はこの10年間で35%(約98万人)も減少しており、少子高齢化が今後ますます進んでいくと、血液の安定供給に支障をきたす恐れがあるそうです。
高校生も校内を会場にした献血に協力してくれ,意識の高さを見ることが出来ました。これからも是非、献血へのご協力をおねがいします。
2019年09月26日(木)
毛があるカタツムリ、「ケマイマイ」
屋久島高校ではカタツムリの姿をよく見かけます。
カタツムリ(マイマイ)は陸産貝類という貝の仲間で、軟体動物に分類されます。
ちなみにナメクジも殻が退化してますが貝の仲間です。カタツムリの殻が取れたものではありません。
屋久島高校の弓道場の壁には、なんと!殻に毛のようなトゲトゲが生えたカタツムリがいます。
その名はヘソカドケマイマイ(Aegista conomphala.)。身近にいるのにも関わらず、環境省や鹿児島県の準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
なぜトゲがあるのか、何を食べているのか、興味は尽きません。生徒の皆さん、是非その姿を見てみてください。
以下はガラスに付いている個体を裏側から撮ったものです。
2019年09月25日(水)
ハンセン病問題啓発研修会
9月25日、星塚敬愛園自治会会長の岩川洋一郎さんをお招きし、ハンセン病問題に関する校内研修会を全校生徒を対象に実施しました。
会ではハンセン病問題に関する映像を鑑賞したあと、岩川さんにお話をしていただきました。
岩川さんの故郷は屋久島。ふるさとの高校生に向けて、熱心に様々な話をしてくださいました。
特に11歳で両親と離れたことや、入所後に強いられた生活、強い差別についての話に胸が痛みました。特効薬ができてから50年以上も経ってようやく、らい予防法は廃止されましたが、今なお偏見・差別が残っているというお話を伺うことが出来ました。
今回の研修会で生徒の皆さん、職員ともども、ハンセン病問題について知り、正しく理解できたのではないかと思います。
生徒会長のお礼の言葉に握手していただき,会を終えました。研修会後、空には虹がでていました。
2019年09月20日(金)
演劇部公演へのお礼状が届きました
先日の演劇部公演にご招待した宮浦小学校の生徒さん方から,お礼状が届きました。
9月11日(水)、全国大会で優秀賞を受賞し、国立劇場で上演を行った本校演劇部が離島開発総合センターで自主公演を行いました。
「ジョン・デンバーへの手紙」の最終公演となったわけですが,その際,昼の部は本校全校生徒に加え、宮浦小学校の皆さんも招待していました。
宮浦小学校5年生6年生の皆さんから,演劇部へお礼の手紙が届きました。ありがとうございました。
文集の形でたくさん頂戴しましたが,その一部をブログで公開いたします。(名前などは消してあります。)
屋久島の歴史などが分かってもらえたようです。本当にありがとうございました。
2019年09月19日(木)
ALT新任式
9月18日(水)は新しくALTとしてCynthia Haley 先生(シンシア・ヘイリー先生)が着任されました。
新任式では日本語と英語の両方で,よろしくお願いしますと挨拶されました。
アメリカのアリゾナ州出身,ジブリ映画が大好きで,先生は大学でアジア研究をされたそうです。
先生は,種子島高校・種子島中央高校と屋久島高校を兼務され,今後英語の授業等でご指導していただきます。
昨日と今日の授業では,生徒たちとお互いに自己紹介をしたりするなど,優しい口調で打ち解けてらっしゃいました。
屋久島高校生をどうぞよろしくお願いします。
2019年09月12日(木)
演劇部凱旋ラスト公演
9月11日(水)、全国大会で優秀賞を受賞し、国立劇場で上演を行った本校演劇部が自主公演を行いました。
題目は「ジョン・デンバーへの手紙」、屋久島離島開発総合センターで昼夜2回の公演でした。
昼の部は本校全校生徒に加え、宮浦小学校の皆さんや保護者の皆様、地域の皆様に来ていただきました。
夜の部は保護者の皆様や一般の皆様に来ていただきました。どちらの部もほぼ満席になるほど、たくさんの方に来場いただきました。
本校生徒は午前中、校内実力考査や授業を受け、午後から徒歩で会場に向かいました。
開演に先立ちまして、学校長と演劇部顧問より挨拶申し上げました。
いよいよ開演です。名場面の数々をご覧ください。
~あらすじ~
舞台は屋久杉の森の大伐採が続く70年代の屋久島。屋久島高校の職員であった永山耕作は乱伐に心を痛め、山の惨状を訴えるドキュメンタリー映画「屋久島からの報告」を制作しようと奮起した。映画の挿入歌として無償で曲を提供してもらうために、アメリカのカントリー歌手ジョン・デンバーに手紙を書く場面を軸に、薩摩藩に年貢として屋久杉の平木を納めていた江戸時代から、国有林となった明治以降の伐採の歴史や島民の苦悩が描かれる。数々の困難を乗り越え、映画は完成した。その後、様々な反対運動が結実して島の伐採はようやく停止し、1993年に日本初の世界自然遺産となる。主人公のモデルは「屋久島の自然を記録する会」元代表の大山勇作さん。
公演後の様子です。演劇部の皆さんが出口で待っていてくれました。実際の舞台制作のために事前に製作した,舞台美術のミニチュアも飾られていました。主人公永山耕作を演じた3年山下万希くんのお母様による,渾身の作品です。
本日をもって,国立劇場の公演まで進んだ作品「ジョン・デンバーへの手紙」の全てが終了いたしました。
3年生の部員は引退し,いよいよそれぞれの進路に向かって努力を重ねていくことになります。
演劇部顧問である上田先生は,終わりの挨拶で,地域の皆さまの支えによってここまで来ることができたと,これまでのご支援やご協力に対し謝辞を述べました。演劇部の皆さん,大躍進したこの夏の思い出を,また次のステージにつなげて下さい!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お礼状
謹啓
皆さまにおかれましては益々御清祥のこととお喜び申し上げます。
本校の教育活動に対しまして、日頃から深い御理解と御指導を賜り、心より感謝申し上げます。
七月二十七日~ 二十九日に、佐賀県鳥栖市において行われました、第六五回全国高等学校演劇大会に、九州ブロック代表として出演して参りました。直前まで懸命に練習を重ねた舞台は、屋久島の森林伐採をテーマにした、社会的で重厚なものであったと自負しております。
結果は、二位にあたる優秀賞で、八月二十四日~ 二十五日に、東京国立劇場にて、優秀校東京公演の一つとして、発表することが出来ました。また、本校の作品『ジョン・デンバーへの手紙』は、創作脚本賞も頂くことができました。
演劇部として、全国大会に出場すること、さらにまた、上位四校の一つに選ばれ、国立劇場での東京公演を行うことは、どこの演劇部も思い描く夢の舞台であります。部員たち全員が奮起し、このような素晴らしい結果を残してくれたことに、感謝の気持ちで一杯です。
皆さまには、物心共に多大なるご御支援を頂きました。東京公演に、部員一同で参加できましたのも、皆さまの御支援があってのことと、深く感謝申し上げます。頂いた御厚情に報いるべく、今後も、更に良い舞台作りを目指して、生徒共々精進したいと存じます。
今後ともなお一層の御指導と御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
略儀ながら書面にて、お礼の御挨拶に代えさせていただきます。謹白
令和元年九月吉日
鹿児島県立屋久島高等学校校長 中間弘2019年09月11日(水)
演劇部 Eテレ「青春舞台2019」再放送
先日放送された,屋久島高校演劇部が特集されたEテレ「青春舞台2019」の再放送が決まったとのことです。
9月14日(土)午前0:00~1:00(*9月13日(金)深夜になります。)
見逃してしまった方は,この機会にどうぞご覧ください。