公開日 2026年03月25日(Wed)
3月25日(水)、離任式が行われ、7名の先生方が転任されることとなりました。本校で2年から5年という長い間、情熱を持って私たちを導いてくださった先生方。3月は別れの季節ですが、やはり寂しさは隠せません。これまでの行事や大会、日々の生活でいただいた温かなご指導は、私たちの宝物です。新天地でもお体に留意され、先生方らしくご活躍ください。心からの感謝を込めて。
【山口校長先生】

2年間という短い期間でしたが、生徒・職員・地域の皆様のおかげで、とても幸せな日々を過ごすことができました。明るく優しい生徒の皆さんの笑顔や頑張りに、いつも元気と勇気をもらっていました。誕生日を祝ってもらったことや、部活動・学校行事・修学旅行など、どれもかけがえのない思い出です。人生は出会いと別れの繰り返しですが、それが人を成長させてくれるものだと思います。これからも皆さんの活躍を応援しています。またどこかで会えたら、ぜひ声をかけてください。屋久島高校のさらなる発展を願い、私も次の学校で頑張っていきます。本当にありがとうございました。
【大迫先生(国語科)】

屋久島高校での5年間、人に恵まれ、生徒の皆さんや地域の方々に支えられながら過ごすことができました。1年生の副担任から始まり、担任として卒業まで関わり、今年は再び1年生に関わることができました。入学から卒業まで見届けられたことは、私にとって大きな幸せでした。今日は一冊の本の話をします。「努力が喜びを生み、その喜びの積み重ねが幸せになる」という言葉に、私自身とても心を動かされました。学校生活も同じです。人との出会いや言葉との出会いの中で、自分なりに感じるものが必ずあります。楽しいことだけでなく、努力の先にある喜びも大切にしてほしいと思います。文化祭や体育祭、そして卒業式。皆さんの思い出づくりに関われたことを嬉しく思う一方で、これからの卒業式を見届けられないことは、少し心残りでもあります。それでも、これまでの皆さんの頑張りを見てきたからこそ、「きっと大丈夫」と心から思っています。私は新しい場所でも、また出会う生徒たちと共に頑張っていきます。どうかこれからも、努力を重ねながら、自分なりの喜びと幸せを見つけていってください。皆さんのこれからを心から応援しています。本当にありがとうございました。
【赤木先生(国語科)】

3年生の皆さんとは3年間関わらせてもらいました。私は皆さんの普段の姿についてお話ししたいと思います。授業など学習面で一生懸命頑張っている姿はもちろん、私が特に印象に残っているのは「掃除」です。校内のさまざまな場所で、時間いっぱい取り組み、学校をきれいにしてくれていました。広い校内を皆で協力して整えている姿は、とても素晴らしかったです。皆さんのその積み重ねが、この学校のきれいさを支えているのだと感じています。また、掃除の時間を通して、普段あまり話す機会のない生徒とも言葉を交わせたことも、私にとって大切な思い出です。ぜひこれからも、そうした日常の中での関わりを大切にしてほしいと思います。そしてもう一つ、「読書」についてです。朝の短い時間でも、本を手に取り、普段は出会わないような言葉や考えに触れてほしいと思います。読書は、新しい世界や価値観と出会える大切な機会です。これから先、皆さんはさまざまな場面で成長していきます。その中で、日々の小さな積み重ねや出会いを大切にしながら、自分の力を伸ばしていってください。皆さんのこれからの活躍を心から応援しています。ありがとうございました。
【梶原先生(地歴公民科)】

5年間、屋久島高校で本当にお世話になりました。最初に来た日は、少し不安な気持ちもありましたが、皆さんが温かく迎えてくれて、その不安はすぐに安心へと変わりました。あれから5年。髪も少し白くなりましたが、その分、少しは成長できたかなと思っています。実は虫が苦手だった私も、今では少し触れるようになりました。自分でも驚いています。屋久島で好きになったものがたくさんあります。特に「水」と「緑の香り」です。屋久島の水は本当に美味しくて、体の疲れを優しく流してくれるような気がします。そして場所ごとに違う緑の香り。自然の中で過ごす心地よさに、何度も感動しました。そんな素晴らしい環境で育った皆さんは、やはり心がきれいで、優しくて温かい人たちだと感じています。私はその優しさに支えられて、この5年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。ここで一つ、皆さんに伝えたいことがあります。それは「勉強を大切にしてほしい」ということです。勉強というのは、テストのためだけではありません。人生そのものが学びです。ビートたけしさんは、「勉強するからやりたいことが見つかる。勉強しないと、やりたいこともわからない」と言っています。自分の可能性を広げるために、ぜひ挑戦してください。そして、間違うことを恐れないでください。むしろ、どんどん間違っていいんです。そこから学ぶことがたくさんあります。もう一つ。失敗したときは、「まだ途中だ」と考えてみてください。うまくいかないことがあっても、それが終わりではありません。次につながる大切な過程です。これからも、いろんなことに挑戦しながら、自分の力を伸ばしていってください。皆さんの未来を心から応援しています。本当にありがとうございました。
【下園先生(数学科)】

私はこの学校に来てから、ずっと担任として関わってきました。1年生、2年生、そして3年生と、何度も担任を務め、最後は学年主任として3年生を送り出す立場でした。皆さんと深く関わる機会は多くなかったかもしれませんが、授業の中で自分の考えを伝えてきたつもりです。私の授業を受けた人は分かると思いますが、正直、厳しかったと思います。宿題や課題も徹底しました。それでも、その積み重ねが皆さんの力になり、検定などで良い結果につながったことは、とても嬉しく思っています。少しでも成長の手助けができたなら、これ以上の喜びはありません。ここで、皆さんに2つ伝えたいことがあります。1つ目は、「人のせいにしないこと」です。失敗したときに、周りのせいにしてしまうと成長は止まります。自分にも改善できる点はなかったか、しっかり振り返ることが大切です。2つ目は、「勉強を続けること」です。勉強は決して無駄になりません。平日2時間、休日4時間、このくらいはぜひ続けてほしいと思います。実は私自身も、今勉強を続けています。資格取得を目標に、新しい分野にも挑戦しています。皆さんと同じように、私もまだ成長の途中です。そして、ある卒業生が言っていた言葉があります。「楽(らく)と楽しむは違う」楽をするのではなく、努力の中で“楽しむ”ことを大切にしてほしいと思います。うまくいくこともあれば、そうでないこともあります。でも、努力したことは決して無駄にはなりません。これから先も、自分の人生に責任を持ち、努力を続けてください。皆さんのこれからを心から応援しています。本当にありがとうございました。
【有嶋先生(英語科)】

私は2年前に屋久島高校に来ました。初めてフェリーで来た日のこと、そして皆さんや先生方が温かく迎えてくれたことを、今でも鮮明に覚えています。本当に感謝しています。この2年間は、楽しいこともありましたが、苦しいこともありました。特に教員採用試験には何度も挑戦し、うまくいかない時期もありました。ですが、皆さんが一生懸命勉強している姿を見て、「自分も頑張らなければ」と思い、努力を続けることができました。そして今年、ようやく合格することができました。本当にありがとうございます。授業では、皆さんが素直に「わからない」と言ってくれたり、反応してくれたりしたことで、私自身も「もっと良い授業にしよう」と学び続けることができました。皆さんに育ててもらった部分も大きいと思っています。4月からは新しい学校でのスタートになりますが、ここでの経験は必ず活かしていきます。そして、これからも皆さんのことを応援しています。最後に、一つ言葉を紹介します。「There is a will, there is a way」“意志あるところに道あり”という意味です。私は目標を人に宣言して、自分を追い込むようにしてきました。言った以上はやる、そう決めて行動してきました。皆さんも、これから進路で悩むことがあると思いますが、自分で決めたことを大切にし、有言実行を目指してほしいと思います。時間は誰にとっても平等です。その中で何をするかが大切です。勉強は、知識だけでなく、自分の人生につながる大切なものです。この2年間、皆さんと関わり、授業ができたこと、本当に幸せでした。ありがとうございました。
【南先生(地歴公民科)】

今日は一つ、皆さんにお話ししたいことがあります。ある日、息子と一緒にドラッグストアへ行きました。帰り道、頭を押さえているおじいさんを見かけました。多くの車が通り過ぎていく中、誰も気づいていない様子でした。私は車を止めて声をかけました。すると、おじいさんは転んで頭を大きくけがしていました。すぐに救急車を呼び、持っていたもので止血をしました。しばらくすると、周りの人たちも次々に集まり、「大丈夫ですか」と声をかけてくれました。看護師の方や近くの方々が協力してくださり、みんなでおじいさんを支えることができました。もし皆さんが同じ場面に出会ったら、どうしますか?人はときに孤独で、自分で考え、行動しなければならない場面があります。でも、その一歩を踏み出す「勇気」があれば、誰かを助けることができるかもしれません。私はそのとき、「少しの勇気」で人の役に立てることを実感しました。そして、おじいさんは無事に回復し、今も元気に過ごされています。この出来事は、私にとって屋久島での大切な思い出です。これから皆さんは、社会に出ていきます。正解のない中で、自分で考え、選び、進んでいかなければなりません。うまくいくこともあれば、失敗することもあります。それでも、人と人とのつながりを大切にしてください。身近な友達、家族、先輩・後輩、そしてこれから出会う人たち。助け合えるのは、やはり「人」です。時には傷つけ合うこともあるかもしれませんが、それでも人を信じ、大切にしてほしいと思います。私はこれから別の場所に行きますが、またどこかで会えたら、ぜひ声をかけてください。そうしたつながりが、人生をより豊かにしてくれるはずです。皆さんがこれからも元気に活躍していくことを心から願っています。本当にありがとうございました。
【生徒代表「お礼のことば」】

【花束贈呈】

【離任者退場】

